ドーナツ半分は単数形?複数形?
著者: イ・ジョンミン
訳者: 樋口健一郎
出版社: 講談社インターナショナル
Kunishiro の評価:
内容:
サブタイトルは「英文法の謎に迫る33章」。英文法の重要項目や間違えやすい 33 の項目を楽しみながら理解できる英文法読み物。
個人的に新たな発見があり、おもしろいと思った項目は、本のタイトルにもなっている「ドーナツ半分は単数形?複数形?」「名詞の単数形と複数形」「家具は数えられるが furniture は数えられない」「形容詞の順序はややこしくない」など。
物の数が 1 つなら単数形、2 つ以上なら複数形になることは誰でも知っていると思うが、0.5 個や 1.2 個といった小数点が含まれる数字の場合、単数形と複数形のどちらを使うのか。分数を使った表現の場合はどうなるのか。また、マイナス 1 は単数か複数か。「ドーナツ半分は単数形?複数形?」を読むと、ぼんやりとしか理解できていなかった規則を明確に理解することができる。
また、形容詞の順序については、一般の文法書にも大まかな規則は記載されているが、その規則の根底にある考え方がわかりやすく説明されていて、すっきり理解できる。
私は最初、これが韓国語で書かれた本の翻訳であることに気付かなかった。それほど、日本語として自然であり、翻訳物に付きもののストレスをまったく感じることはなかった。楽しみながら英文法の重要項目を復習できる読み物としてお勧めです。
ドーナツ半分は単数形?複数形? 英文法の謎に迫る33章 イ・ジョンミョン Jongmin Lee 樋口謙一郎 講談社インターナショナル 2010-06-09 by G-Tools |
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