コラム#01 - 10
01: 訳語について
辞書には、訳語が載っているわけではありません。辞書に載っているのは、その単語の意味です。したがって、英単語を日本語に訳す際は、辞書に載っている訳語にこだわるのではなく、そのことばの意味をとらえて適切な日本語に訳す必要があります。
英語をはじめて習ったときに、英語と日本語では語順がまったく異なると教えられ、そのように思い続けてきた人が多いと思います。また、英語では重要なことを先に言い、日本語では重要なことを最後に言うとも教えられました。しかし、これは必ずしも正しいとは言えないような気がします。
英語の授業やテストでは、書き換え問題が盛んに行なわれています。しかし、日本語の書き換えについては、まったく行なわれていないようです。日本語を書き換える訓練を行なえば、文章力や翻訳力の向上につながるのではないかと思います。
ホームページなどの文章を読んでいると、以下のような不自然な日本語に出くわすことがよくあります。(中略) 「統合されたインフラ」や「改善されたサービス」など、「〜された〜」という不自然な表現を目にすると、「ああ、これは翻訳なんだ」と思ってしまいます。
英語と日本語の対応関係について、単語の守備範囲という観点から考えてみたいと思います。
英語であろうと日本語であろうと、ことばを大切にしたいと Kunishiro は日頃から思っています。私たち日本人は、まずは母国語である日本語を正しく使うことに目を向ける必要があるのではないでしょうか。
世の中には文法不要論者がいます。アメリカ人の子どもは文法なんか知らなくてもちゃんと英語をしゃべっているというのです。日本人は文法を気にしすぎて、しゃべることに臆病になっているため、なかなかしゃべれるようにならないんだと彼らは言います。
英語の正誤、上手へた以前の問題として、英文の正しい表記を知らない人がかなりいます。英語が相当できる人でも、間違えているケースがあります。英語は分かち書きをする(単語間にスペースを空ける)言語であるのに対して、日本語には分かち書きという概念がないことがその原因だと思われます。
とにかく短期間で、1 日も早くプロの翻訳者として仕事をしたいと考えていた Kunishiro は、いろいろな通信講座を受けたり、市販の翻訳関連の本を読んだり、Nifty Serve の翻訳フォーラムの過去ログを読んだりして勉強に励んでいました。
スタイルガイドとは、翻訳する際の表記方法、表現のルールを定めたものです。具体的には以下のような項目が定めらています・・・
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辞書には、訳語が載っているわけではありません。辞書に載っているのは、その単語の意味です。したがって、英単語を日本語に訳す際は、辞書に載っている訳語にこだわるのではなく、そのことばの意味をとらえて適切な日本語に訳す必要があります。
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02: 英語と日本語では語順が異なる?英語をはじめて習ったときに、英語と日本語では語順がまったく異なると教えられ、そのように思い続けてきた人が多いと思います。また、英語では重要なことを先に言い、日本語では重要なことを最後に言うとも教えられました。しかし、これは必ずしも正しいとは言えないような気がします。
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03: 日本語を書き換える英語の授業やテストでは、書き換え問題が盛んに行なわれています。しかし、日本語の書き換えについては、まったく行なわれていないようです。日本語を書き換える訓練を行なえば、文章力や翻訳力の向上につながるのではないかと思います。
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04: フライにされた魚ホームページなどの文章を読んでいると、以下のような不自然な日本語に出くわすことがよくあります。(中略) 「統合されたインフラ」や「改善されたサービス」など、「〜された〜」という不自然な表現を目にすると、「ああ、これは翻訳なんだ」と思ってしまいます。
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05: 単語の守備範囲英語と日本語の対応関係について、単語の守備範囲という観点から考えてみたいと思います。
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06: ことばを大切に英語であろうと日本語であろうと、ことばを大切にしたいと Kunishiro は日頃から思っています。私たち日本人は、まずは母国語である日本語を正しく使うことに目を向ける必要があるのではないでしょうか。
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07: 文法なんていらない?世の中には文法不要論者がいます。アメリカ人の子どもは文法なんか知らなくてもちゃんと英語をしゃべっているというのです。日本人は文法を気にしすぎて、しゃべることに臆病になっているため、なかなかしゃべれるようにならないんだと彼らは言います。
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08: 英文(英語)の正しい表記英語の正誤、上手へた以前の問題として、英文の正しい表記を知らない人がかなりいます。英語が相当できる人でも、間違えているケースがあります。英語は分かち書きをする(単語間にスペースを空ける)言語であるのに対して、日本語には分かち書きという概念がないことがその原因だと思われます。
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09: 修行時代の悔しい思い出とにかく短期間で、1 日も早くプロの翻訳者として仕事をしたいと考えていた Kunishiro は、いろいろな通信講座を受けたり、市販の翻訳関連の本を読んだり、Nifty Serve の翻訳フォーラムの過去ログを読んだりして勉強に励んでいました。
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10: スタイルガイドスタイルガイドとは、翻訳する際の表記方法、表現のルールを定めたものです。具体的には以下のような項目が定めらています・・・
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