PDF ファイルを前回と同じビューで開く
翻訳原稿が PDF ファイルの場合、Word ファイルと並べて作業する必要がある場合があります。このとき、PDF ファイルを作業しやすいサイズに調整して配置するのですが、通常の PDF ファイルであれば前回と同じサイズで開いてくれるので、毎回ウインドウのサイズを調整する必要はありません。ところが、PDF ファイルの中には、ファイルの作成者があらかじめ開き方を設定しているものがあるらしく、現在作業している PDF ファイルは起動するたびに小さい正方形のサイズで開きます。毎回ウインドウのサイズを調整して、表示サイズを調整し直す必要があり、とてもわずらわしく思っていました。
このことをツイッターとフェイスブックでつぶやいたところ、ある方が解決策を教えてくれました。開き方があらかじめ設定されている PDF ファイルでも、環境設定によって、前回と同じ設定で開くことができるとのことでした。早速教えてもらったとおりに設定を変更したのですが、忘れないように備忘録としてここに記録しておきます。
1. Adobe Reader (バージョン 9) の [編集] > [環境設定] を選択します。
2. 環境設定画面が表示されます。左側のペインから [文書] を選択します。
3. [開き方の設定] セクションの [文書を再び開くときに前回のビュー設定を復元] オプションにチェックを入れます。
4. [OK] ボタンをクリックして、環境設定画面を閉じます。
これで、どんな PDF ファイルでも、前回と同じビュー設定で開くようになります。ウインドウのサイズや表示倍率だけでなく、前回閉じる直前に開いていたページが開いてくれるので、とても便利です。これまでは、作業終了時の PDF のページをメモしておき、手動でそのページまで移動していたのですが、これからはその必要もなくなりました。
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