IJET 23 Hiroshima に参加しました
エントリ「IJET-23 に申し込みました」で書いたとおり、6 月 2 日と 3 日に広島で開催された IJET 23 Hiroshima(第 23 回日英・英日翻訳国際会議)に行ってきました。大阪で開催された 1 月の JTF のセミナー、2 月の JAT のプレイベントに続いて、3 回目の翻訳イベントへの参加でしたが、規模の大きさと参加者の多さに圧倒されてしまいました。今回の目的は、翻訳関連の勉強と情報収集が 3 割、ネットワーク作りが 7 割といった感じだったため、前夜祭から参加しました。
今回のイベントで私が参加したセッション、プレゼンテーション、ワークショップは以下のとおりです。
- 基調講演: 感性のマツダロードスター
- SNSで翻訳者はどう変わるか?(パネルセッション)
- Pecha Kucha 法人化!(パネルセッション)
- STE (英文リライト)(ワークショップ)
- ビジネス翻訳(日英翻訳ワークショップ)
- 夜型社会の睡眠問題
- 翻訳会社本音トーク - グローバル市場における翻訳の品質管理(パネルセッション)
あとでメーリングリストなどで知ったのですが、マツダロードスターに関する基調講演は、車好きの人には最高に興味深いプレゼンテーションだったようで、とても評判がよかったようです。どのセッション、プレゼンテーション、ワークショップも興味深い内容でとても参考になりましたが、1 つだけ後悔していることがあります。それは、2 日目の最後に行なわれた北臺如法さんによる「説明するけぇよぉ聞きんさい」というプレゼンテーションを見逃したことです。何となくおもしろそうだなあと思っていただけに、あとで皆さんが絶賛しているのを聞いて悔しい思いをしました。後日、JAT のサイトで会員向けにビデオが公開されるとのことなので、それを待ちたいと思います(北臺さんの作品は、iPadの説明するけぇ、よう聞きんさい。@YouTube で見られます)。
ネットワーク作りに関しては、今回 36 名の方と名刺を交換しました。交換した名刺の数が多ければよいというものではありませんが、参加者が 200 名もいたことを考えると、もっと積極的にいろんな人に話しかけるべきだったかもしれません。ただし、普段なかなかお目にかかれない関東や広島の方を中心に、日本在住の外国人の方や海外在住の日本人・外国人の方など、いろいろな人と知り合いになれたことはよかったと思います。
また、普段ツイッターでお見かけしたり、会話を交わしたりしたことがある方と実際に顔見知りになれたり、逆に今回知り合いになってツイッターでフォロー・フォロワーの関係になったりと、それなりの成果はあったと思います。
来年の IJET はハワイ開催らしいですが、来年の今頃は、「1 週間くらい休んでも平気ですよ」という状況にすべくがんばりたいと思います。最後に、このようなすばらしい機会を作ってくださった IJET-23 実行委員の皆さん、お知り合いになった翻訳者、通訳者の皆さん、ありがとうございました。
IJET 23 とは直接関係のない、広島観光のあれこれについては Diary 9246 のエントリ「初めての広島」に書いていますので、よろしければそちらもどうぞ。
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