Windows 7 のイメージバックアップ機能で C ドライブをバックアップ
Windows 7 には、ある時点でのシステムドライブの内容を「そっくりそのまま」バックアップしておき、好きな時に「その時の状態 」を完璧に復元できるようにする機能が新たに備わっていることについ最近気付きました。Windows 7 より前のバージョンの Windows では、任意の時点にシステムを復元できる 「システムの復元」機能はありましたが、C ドライブをそのままバックアップすることはできませんでした。
この Windows 7 のイメージバックアップ機能を利用して、調子よく動作している状態の C ドライブをバックアップしておくと、何らかの不具合が生じても、調子がよかった時の状態にすぐに戻すことができるので便利です(特定のアプリに不具合が発生した場合でも、そのアプリの問題を解決するよりも、調子がよかった時の状態を復元してしまうほうが楽で、時間の節約にもなります)。
私は、ドライブを丸ごとイメージファイルとしてバックアップして復元できるバックアップツール Acronis True Image を所有・利用していますが、安心のため、Windows 7 のイメージバックアップも作成しておくことにしました。
Windows 7 のイメージバックアップ機能には、[コントロールパネル] > [システムとセキュリティ] メニュー内の [バックアップの作成] からアクセスできます。詳細な手順は「Windows 7 のイメージバックアップ機能」に紹介されているので、その手順に従ってバックアップを作成しました。
Acronis True Image で作成したバックアップイメージをすでに外付けのハードディスクに保存していたので、今回は DVD にバックアップイメージを保存しました。約 32 GB の C ドライブをバックアップするのに要した時間は約 30 分でした(DVD 4 枚)。
バックアップイメージが作成されると、「システム修復ディスクを作成しますか?」 というダイアログが表示されます。 復元時にはこのディスクが必要になるとのことだったので、これも作成しておきました。これで、Acronis True Image と Windows 7 の両方のシステムバックアップが作成できました。備えあれば憂いなしです。なお、復元手順は「バックアップしたイメージを復元」に記載されています(いざというときのために印刷しておくとよいかもしれません)。
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