PCは消耗品?(5,000 円でバックアップマシンをゲット)
1カ月ほど前の出来事です。PCが突如起動しなくなりました。前の日まで、特に調子が悪いところもなく、機嫌よく動作していたので青天の霹靂でした。メーカーのサポートに電話して、いろいろ試してみた結果、ハードディスクの故障だろうとのことでした。電話を切ってしばらくすると、引き取り修理(ハードディスクの交換)の見積もりが届きました。36,750 円でした。
「修理するよりも新品を買ったほうが得」は、一般の家電だけでなく、PC にも当てはまるようです。修理に 36,750 円も出すのであれば、1 万円ほど追加して新品を買ったほうがましだという結論に達しました。結局、47,000 円ほど出して、新品のデスクトップマシンを 1 台発注しました。そして、壊れたほうのPC は自力で直してみることにしました。5,000 円弱で 500 GB の新品のハードディスクドライブを購入し、Windows 7 をインストールしてみたところ、無事正常に動作しました。
今回壊れた PC は、購入後 2 年 3 カ月経過していました。これまで、デスクトップマシンは、いずれも 3 ~ 5 年間使用してきたので、2 年 3 カ月でハードディスクが故障するのはちょっと早い気もします。しかし、1 年 365 日、ほぼ毎日朝から夕方までこき使っているのですから、2 年 3 カ月で故障したとしても何の不思議もありません。今回は、新品を 1 台買うことになりましたが、わずか 5,000 円足らずで同程度のスペックのバックアップマシンが手に入ったと思えば、逆にラッキーだったかもしれません。新品のデスクトップマシンが届くまでの数日は、普段は妻に貸与しているノートPCで仕事をしたのですが、デスクトップマシンに比べて非力なスペックだったため、効率は若干落ちました。まったく同じ環境のデスクトップマシンが 2 台になった現在、ある日突然メインマシンが起動しなくなっても安心です。
私が使っているPC メーカーの D 社では、購入時に 1 万円ほど追加すると、保証期間が 2 年ほど延長される(つまり購入後 3 年間の保証になる)オプションがあるのですが、これまでの経験から、3 年以内にPCが故障して動作しなくなる可能性はあまり高くないと思われます。また、今回のようにハードディスクの故障であれば、5,000 円程度で直せてしまいます(これを機会に、PC は今後自作しようかなどと考えたりしています)。
PC が 10 万円も、15 万円もした時代であれば、こういった保証期間延長オプションを購入しておいたほうが安全なんでしょうが、今の時代は PC は消耗品と考え、壊れたら新しいのを買ったほうがいいのかもしれません。
最後に、壊れた PC を今回安価で復活させることができたのは、ひとえに同業者 T 氏のおかげです。ツイッターや Facebook で、PC のことで「困った」とつぶやくと、奈良の T 氏はいつも適確なアドバイスをくれます。今回もオンラインで親切にサポートしてくれました。この場を借りて、再度お礼を申し上げます。ありがとうございました。
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