エージェント訪問
東京デビューシリーズの最終エントリーです。随分時間が経ってしまいましたが、今回のエージェント訪問について書いておきたいと思います。
翻訳勉強会「十人十色」の正規表現入門セミナーに出席した翌日の 4 月 24 日、エージェント 3 社を訪問しました。今回は、昨年および今年から取引を開始した、比較的付き合いの新しいエージェントに絞って訪問することにしました。今後仕事を増やしていきたいと考えている 3 社です。エージェントを訪問するのは、およそ 10 年ぶりのことです。
どのエージェントでも、「会社に来てくれる翻訳者さんはほとんどいないので、翻訳者さんと実際に会って話をできる機会はとても貴重である」といった内容のことを異口同音に言われました。関東在住の翻訳者さんであれば、いくらでもエージェント訪問する機会はあると思っていたのですが、実際にエージェントに訪問している翻訳者はかなり少ないようですね。
それぞれのエージェントで、お互いの要望や希望などについても話し合うことができました。レート、フィードバック、希望の分野に関して、率直な話し合いができたと思います。
また、私は日英翻訳を受注するケースが多いのですが、英日もできるので英日案件もやりたい旨を伝えたところ、日英をやる(できる)翻訳者は少ないので、そのような翻訳者には、英日案件はなるべく依頼しないようにしているとのことでした。その結果、日英案件に集中してしまうのだそうです。それならば、今後新しいエージェントのトライアルを受ける際、英日トライアルだけを受けるという作戦もあるのかもしれません。現在英日しかやらない人で仕事量を増やしたいと思っている人は、日英をやってみるという選択肢もあるかもしれません。
今回エージェント 3 社を訪問して感じたことは、日頃やりとりしている人と顔を合わせておくことはやはり大切だということです。メールを書いたり電話で話したりするときに、その人の顔が思い浮かぶのと浮かばないのとでは大きな違いあります。もちろん、顔見知りになったからと言って直ちに仕事が増えたりするようなことはないと思いますが、人間ですから、誰に依頼しようか迷った時に自分の顔を思い浮かべてもらえるといったことがあるかもしれません。
今回は時間の関係で 3 社しか訪問できませんでしたが、またセミナーなどを絡めて上京する機会を作り、別の取引先にも訪問したいと思います。
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