IJET25に参加して(全体的な感想)
6月21~22日の2日間にわたって東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されたIJET25(第25回 英日・日英翻訳国際会議 東京大会)に参加してきました。国内最大規模の翻訳イベントであり、しかも今回は過去最大規模だったらしく、熱気に満ち溢れた2日間でした。全体的な感想を簡単に書いてみたいと思います。
IJETは前々回の広島大会(エントリー「IJET 23 Hiroshima に参加しました」を参照)以来2年ぶり、2回目の参加でした。前回同様、講演やセッションも楽しみにしていましたが、普段SNSでやりとりをしている人たちと会えることも大きな楽しみでした。こちらから相手を認識して声をかけるのにも限界があるので、今回はちょっと工夫をしてみました。ツイッターのアイコンを1週間ほど前から顔写真(厳密に言うと写真をエンピツ画風のイラストに加工したもの)に変えてみたのです。そしてIJETの当日、「 ← この顔にぴんときたら声をかけてください」とツイートしてみました。
その効果かどうかはわかりませんがか、多くの人から「くにしろさんですか?」と声をかけていただきました。声をかけてもらえなかったら、こちらから声をかけることはなかったかもしれません。今回名刺を交換したのは50人ほどです。そのうち、以前からSNSでつながっていた人は25人くらいでしょうか。ずいぶん前から知っていたのに、なかなか会う機会がなかった何人かの人ともようやく会うこともできました。ネットワーキングという意味では大きな成果があったと思います。
また、参加したセッション( エントリー「IJETが迫ってきました」を参照)は、どれも期待以上にすばらしいものでした。2日間で合計8つの講演・セッションに参加しましたが、とても興味深い内容であっという間に時間が過ぎ去ってしまいました(個々のセッションの内容については別エントリーで書きたいと思います)。
また、今回は東京で開催ということで、前日に東京入りして、最近取り引きを始めたばかりのエージェントを訪問したり、IJET終了後の飲み会では、井口耕二さんと一対一でお話できる機会があったりと、本当に有意義な東京遠征でした。情報を得たり、翻訳技術を身に付けたりという点では、こういったイベントでなくても、本、Web、各種講座など、いくらでも手段はあると思いますが、IJETのような大規模なイベントに参加することの本当の意義は、第一線で活躍している人たちや熱い思いを持って参加されている人たちの気に触れたり、そういった人たちからエネルギー分けてもらったりできることではないでしょうか。
IJET25の実行委員会の皆さん、スピーカーの皆さん、参加者の皆さん、そして声をかけてくださった皆さん、どうもありがとうございました。次回お会いできる日まで、ごきげんよう。さようなら。
先着200人に配られたIJETの飴
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