JATアンソロジーは参加することに意義がある?
昨日7月23日はJATアンソロジー(『翻訳者の目線2014』)の原稿提出締切日でした。昨年同様、今年も締切日間際に書き出し、どうにか間に合わすことができました。自由なテーマで自分の考えを短くまとめるのはとても難しいことであり、ある意味翻訳よりも大変かもしれません。ブログであれば、あとで修正することもできるし、最悪記事自体を削除することもできます。しかし、アンソロジーは紙媒体なので、修正したり削除したりすることもできないため、自分の書いたものがいつまでも残ることになります。
「変なことを書いてしまうと取り返しがつかないことになる」「文章を書くプロとして恥ずかしいものは書けない」といったことを考え出すと、書くのが怖くなり、今年はもうやめておこうかという気にもなりました。そんな中「よかったら読んで感想を言いましょうか」と申し出てくださる方がいたので、おことばに甘えました。自分の書いたものを客観的に評価することは難しいので、読んだ感想を聞かせてもらったことは大いに参考になりました。
完成したエッセイはとりとめのないものになってしまい、こじつけ感の強いものになってしまいましたが、せっかく書いたので「JATアンソロジーは参加することに意義がある」精神で、「えいやっ」で提出しました。普段の翻訳とはまた違った緊張感の中で文章を書くことはいい経験になります。9月に皆さんのエッセイを読むのが楽しみです。
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