Memo 9246 :: 翻訳備忘録・雑記帳 top > 日常 > JATアンソロジーは参加することに意義がある?

JATアンソロジーは参加することに意義がある?

 昨日7月23日はJATアンソロジー(『翻訳者の目線2014』)の原稿提出締切日でした。昨年同様、今年も締切日間際に書き出し、どうにか間に合わすことができました。自由なテーマで自分の考えを短くまとめるのはとても難しいことであり、ある意味翻訳よりも大変かもしれません。ブログであれば、あとで修正することもできるし、最悪記事自体を削除することもできます。しかし、アンソロジーは紙媒体なので、修正したり削除したりすることもできないため、自分の書いたものがいつまでも残ることになります。

 「変なことを書いてしまうと取り返しがつかないことになる」「文章を書くプロとして恥ずかしいものは書けない」といったことを考え出すと、書くのが怖くなり、今年はもうやめておこうかという気にもなりました。そんな中「よかったら読んで感想を言いましょうか」と申し出てくださる方がいたので、おことばに甘えました。自分の書いたものを客観的に評価することは難しいので、読んだ感想を聞かせてもらったことは大いに参考になりました。

 完成したエッセイはとりとめのないものになってしまい、こじつけ感の強いものになってしまいましたが、せっかく書いたので「JATアンソロジーは参加することに意義がある」精神で、「えいやっ」で提出しました。普段の翻訳とはまた違った緊張感の中で文章を書くことはいい経験になります。9月に皆さんのエッセイを読むのが楽しみです。


trackbacks

当サイトでは、当該記事への言及リンクのないトラックバックは受け付けていません。 この記事にトラックバックをする場合は、トラックバック元の記事に当記事へのリンクを貼ってください。

trackbackURL:

comments

comment form

(Memo 9246 :: 翻訳備忘録・雑記帳 にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

comment form