大阪工業英語研究会(OSTEC)の見学に行ってきました
2月21日(土)、大阪工業英語研究会(OSTEC)による技術和文英訳セミナーの見学に行ってきました。OSTECは、『翻訳事典2016年度版』の「勉強会・コミュニティガイド」のコーナーにも紹介されており、30年以上の長い歴史を持つ会とのことでした。ちょうど知人が幹事を務めており、一度見学してから加入するかどうかを決めることができるとのことだったので、さっそく見学を申し込みました。
セミナーは、午前10時から午後3時30分までの4時間半で、午前と午後でそれぞれひとつずつの科学・技術分野の課題に取り組みました。午前の部は、個人で課題に取り組み、何人かの方が黒板を使って自分の訳文を発表します。午後の部はグループ作業でした。4人ほどのグループで、話し合いながらグループとして訳文を作成します。すべてのグループがそれぞれの訳文を黒板に書いて発表します。
午前・午後の部とも、それぞれの訳文を講師の平野信輔先生が添削し、講評するという形式でセミナーが進められました。英語に関する説明だけでなく、技術的な解説もあり、とても有意義な内容でした。質問も活発に飛び交い、和気あいあいとした雰囲気で勉強が進められました。
これまで、こういった形のセミナーや勉強会に参加した経験はあまりなかったのですが、いろんな人の訳文を拝見したり、グループで話し合って訳文を作ったりする作業はとても刺激的でした。ほかの人の訳文を見ることで、自分とは異なる発想に触れたり、新たな発見をしたりすることができました。
これまで、大阪にこんな会があったことをまったく知りませんでした。今回の見学で、来月から正式に加入することにしました。会費は半年(毎月1回、全6回)で30,000円です(この技術和文英訳セミナーに申し込むと、和訳勉強会(同じく毎月1回)にも無料で参加できるとのことです)。英語力・英訳力の向上に励みたいと思います。
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