WildLightでケアレスミスゼロを目指す(英訳編)
前回のエントリー「WildLightでケアレスミスゼロを目指す(和訳編)」に続いて、英訳のチェックについて書きたいと思います(WildLightについては、「WildLightでケアレスミスゼロを目指す(和訳編)」を参照してください)。
英訳の場合は、和訳ほどチェック項目が多くないため、作成している単体辞書は以下の4つです。
WILDCARD:ON
[!^21-~^13]
・不要スペースチェック辞書:単語間の2スペースやピリオドのあとの2スペースなど、英文中の不要なスペースを検出するための辞書です。1行目の[A-Za-z0-9.]と[A-Za-z0-9.]の間は半角スペースを2つ、2行目の[A-Za-z0-9.]と[A-Za-z0-9.]の間は半角スペースを3つ挿入しています。
WILDCARD:ON
[A-Za-z0-9.] [A-Za-z0-9.]
[A-Za-z0-9.] [A-Za-z0-9.]
・ピリオドのあと1スペースチェック辞書:お客さんによっては、ピリオドのあと、つまり文章間に1スペースではなく、2スペースを挿入するように要求されることがあります。そのような場合に、ピリオドのあとに1スペースしかないものを検出するための辞書です。文章中の「ピリオド+1スペース+小文字の英字/数字」などは検出されません。
WILDCARD:ON
. [A-Z]
・間違えやすい英単語チェック:dateとdata、fieldとfiled、literとlitterなど、ミスタイプをしても、Wordがミスタイプとして検出してくれない、よく似た単語を検出するための辞書です。
間違えやすい英単語チェック辞書(クリックすると別タブ(ウインドウ)で表示)
英訳チェックでは、テリーさんが用意してくれている数字チェック用の辞書と、上記の自作単体辞書を組み合わせた以下の辞書を使用しています。
一般英訳チェック辞書(クリックすると別タブ(ウインドウ)で表示)
上記の一般英訳チェック辞書を適用した例を以下に示します。辞書で指定した文字列が正しく検出(マーカーで色付け)されています。
自分のミスしやすい英単語などをさらに分析して、ケアレスミスを限りなくゼロに近づけたいと思います。
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