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2018年を振り返る(受注件数と断った打診の数)

 2018年を簡単に振り返ってみたいと思います。この1年はあまり大きな波もなく、まずまず順調な1年でした。売り上げは約30%アップ、稼働日数は2017年よりも若干減って316日でした。稼働日数が減って売り上げが増えたのだから上出来としておきましょう。

 私はいろいろな記録をつけることが好きで毎年いろんな記録をつけているのですが、今年はデータ項目の中に「断った打診数」という項目を加えてみました。記録をとってみた結果、1年間の受注件数51に対して、断った打診数は66で、その比率は1対1.3でした。

稼働データ2018

 実際に受注した件数と断った打診数の比率はとても重要だと考えています。受注件数1に対して断った打診数が1以下の場合は、受注件数に対して打診数が少なすぎて、場合によってはやりたくない仕事も引き受けなくてはならない状況が発生します。また、受注件数1に対して断った打診数が2以上になると、打診数が多すぎてしょっちゅう仕事を断らなくてはならなくなり大変です。受注件数と断った打診数の比率は1対1.5くらいだと、仕事が途切れて嫌な仕事も受けなければならなくなるというようなこともなく、打診が多すぎて断るのが大変だということもなく、いい具合に仕事が進められるのでなないかと思います。これまでぼんやりとこういうことを考えていたのですが、今回記録をとってみて、この比率が1対1.3であることを確認できてとてもよかったと思います。

 私がこのような数値を意識するきっかけになったのは、数年前に受講したバッカイさんのセミナーでした。そのセミナーで「レートを上げて仕事量(打診数)を減らす」という考え方を聞いて目から鱗が落ちたのを覚えています。つまり、多すぎる仕事量を減らして、ちょうどよい量に調整するためにレート交渉をするのだということでした。そのためには、まずは仕事(打診)がありすぎて困るという状況を作る必要があったので、まずはそういう状況を作り、そしてレートの低い取引先とレート交渉を行ってきました(たいていは打診数が減るか場合によってはゼロになります)。そのおかげで、最近はめんどうそうな仕事は躊躇せずに断ることができ、比較的ストレスの少ない仕事ライフを送れていると思います。

 今後も実際の受注件数と打診数の比率を意識しながらやっていきたいと思います。


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